技術

少々洋服のリフォームを勉強したもんだから
新品の紳士物スーツのジャケットの袖丈ツメを簡単に引き受けた
ところが…よく見ると習ってない形の生地の折り方…
おまけに習ったことすら思い出せない
自分のものならいつものように勢いでやってしまうのだけれど
完全お手上げ状態に…

…でいつものようにお助けWOMANのKさんにお願いして
夜遅くから北野のスゴ技お直しの達人Oさんにご教授いただくことになった

要領だけ聞いて戻ってきてからやるつもりで出向いたのだけれど
最初から最後まで細かく教えていただき
持って来た状態より丁寧で綺麗に仕上がった
（おまけに最後はしっかりボタンのつけ方まで教えていただいた）

机の上で学ぶことと
実践で培われてきたことの違いをまざまざと感じ
長年磨かれた一流の職人さんの技術ってやっぱりスゴイものだとシミジミ
せっかく教えてもらったのだから今度はしっかり憶えておかねば…
感謝

継続

Nちゃんのバレエ教室「Ballet Studio Eco」の発表会

パンフレット等のお手伝いをさせてもらっている関係で
何年も続けておられる生徒さんの顔はなんとなく憶えている
なので、皆さんが上達されてるのが素人の範囲ながらなんとなくわかる
中には私より年上の方も頑張っている方もいらっしゃるのだから
私ごときが少々のことで “無理…” と簡単に諦めてはいけないとも…
綺麗な衣裳でスポットライトを浴びながら踊られる姿はみなさん本当にキラキラしていて
キリッっとした表情と姿勢には観ている方が “背筋を伸ばさなければ…” と思わされる
付け焼き刃では出来ないことに「続ける」ってことの重要さをしみじみ思い
何事も三日坊主な自分を深く反省…頑張ろう…

今回はNちゃんがお茶をやっている関係でお茶席もご用意されていて
バレエの合間の休憩時間に美味しいお茶とお菓子をいただき
ちょっと優雅な雰囲気を満喫

言葉

コンビニで見つけたTSUTAYAの冊子

365ある映画の名言の中で１つ気になる言葉が

年を重ねてくるとあれこれ頭で先に考えて
躊躇したり面倒になってしまうことが多くなる
きっと失敗も無いかわりに
得ることも少ない

感じるがままに、思うがままに動いてみるってことも必要だな…と

映画

若い頃は頻繁に映画館へ行っていたのに
最近はDVDに頼ることが多くなっている
これではいかん…と
昨年から観たいと思ったら映画館で観ようと心掛けている（つもり…）

今週は水曜日に『ヒミズ』を観た
園子温監督の不器用な優しさが垣間見え
ヴェネチア映画祭で新人賞をとった若い二人の勢いのある演技に圧倒
あらゆることに衝撃を受け、かなり余韻に浸っていた

今夜は『永遠の僕たち』を観た
予告を観て “いいかも…” と思いつつ後回しにしていたのだけど
ふと夕方にサイトを見たら最終日…これも運命か…
生きること死ぬこと愛することをこんなに透明感がある作品に仕上げられるのだな…としみじみ
どのシーンも一枚の絵のように美しく
出演者もお洒落で可愛く、サントラも凄く良かった（発売されてないのが残念）

とりあえずこれから観たいのは…
鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』『夢二』 http://www.littlemore.co.jp/seijun/
『明日泣く』http://asunaku.com/
『ゲンズブールと女たち』http://www.gainsbourg-movie.jp/
『しあわせのパン』http://shiawase-pan.asmik-ace.co.jp
『サラの鍵』http://www.sara.gaga.ne.jp/
無事観られますように

えべっさん

1月9・10・11日は関西では「十日えびす」
商売繁盛の神様ですから、もちろん毎年お参りする
行き先は地元の兵庫・柳原えびす

ここ数年本殿を造り直したりと色々工事をしていたのが
年末に立派な朱塗りの鳥居ができ完了したよう

外観が新しくなったからなのか、今年からポスターも一新

でも個人的には、昔のノスタルジックな感じの方が好みかな…

2012

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします
ほぼ休止状態のBLOGですがやはり年の初めにはちゃんとごあいさつおば…

今年は何か1つ新しいことにチャレンジし、
シンプルに生活できればと思うのですが…さていかに…

年末に六甲山で取ってきた杉で直径15ｃｍ位の杉玉を…
水引でお正月バージョンにアップグレード
これですっかり気力を使い果たしてしまいました（笑）

小さいけれど…

自転車シーズン到来
ロードレーサーのBH君は仕事用にはちょっと無理そうなので
あれこれ車種等検討の結果、ミニベロのBRUNO VENTURA FLATを…

車体のフォルムもスマートで
色もグレーがかったペパーミントグリーン
細部にスイスのマークや前のエンブレムがヨーロピアンな雰囲気が漂う
もちろん走行も快適で乗ってて小さいタイヤだということを忘れる
たぶんペダルをこいでる数は格段に多いと思うけど…これも膝には良い運動か

　

この自転車を買った神戸市・須磨区（板宿）にあるConfot□（コンフォートスペース）さん
http://www.comfort-space.jp/
カフェ併設でセッティングの間に自転車を眺めながら美味しいランチを…
購入の際もアドバイスをいただく等、何から何まで大変お世話になりました

魂を感じる

数年前「丹波焼陶器まつり」で窯元を巡っているときに強烈に惹かれる作品があった

深い紺色、精密に計算され掻き出されている細い繊細な線
見ればみるほどどんどん引き込まれていくような美しさに釘付けになった

どうしてもこのシリーズの作品が欲しかったのだけど
とても手の出るものでが無く断念した

昨年…「今年は絶対あの作家さんの作品を買う！」と心に決め陶器まつりに出掛けたら
その窯元さんの工房は閉まっていた
帰ってきてインターネットでその作家さんの名前を検索してみる
すると、陶器まつりの数日前にご逝去されていた
まだ30代の若い作家さん
沢山の賞も受賞されていて、将来が期待されていた方だったそうだ

そして今年の陶器まつりにその工房に訪れてみた
お父さんや妹さんの作品の中に
その作家さんの残された作品が並んでいた
神経を集中して掻いた一本一本の線を見ていると
作品の中に生きている…ふとそんな気がした

GITANES

武藤昭平＆ウエノコウジのLIVEへ
やっぱり武藤氏は素敵…
トータスのLIVEを捨てて来た甲斐があった



演奏の合間に武藤氏のポケットから取り出された煙草は
フランスの煙草「GITANES」だった
そう…ゲンズブールも愛飲してた…あれ

学生時代タバコも吸わないのにパッケージが欲しくて買った記憶が…
今は健康を促す文字がドンっとあって残念
長年愛されてきたデザインもこれにはもう完璧お手上げ…悲しいことだ

「羊毛フェルトの教科書」

友人の羊毛作家、緒方伶香ちゃんの
「羊毛フェルトの教科書」という本が出版された

二冊めになる今回の本も、とても内容の濃いもので
小さな作品から「え〜こんなのまで作っちゃうの！？」ってものまで盛りだくさん

おまけに工程も写真付きで細かく説明があり、本当にタイトルどおり“教科書”
作り方を出し惜しみしたり、端折ったりしている手芸本が多い中、
本当に丁寧に親切に作られた本だとしみじみ…

秋にはこの本を教科書に玄関マット作ってみたいな〜と密かに計画中

羊毛フェルトの教科書―基本をおさえてコースターからブーツまで

• 作者: 緒方 伶香
• 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
• 発売日: 2011/05
• メディア: 単行本