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魂を感じる [ART]

数年前「丹波焼陶器まつり」で窯元を巡っているときに強烈に惹かれる作品があった

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深い紺色、精密に計算され掻き出されている細い繊細な線
見ればみるほどどんどん引き込まれていくような美しさに釘付けになった

どうしてもこのシリーズの作品が欲しかったのだけど
とても手の出るものでが無く断念した

昨年…「今年は絶対あの作家さんの作品を買う!」と心に決め陶器まつりに出掛けたら
その窯元さんの工房は閉まっていた
帰ってきてインターネットでその作家さんの名前を検索してみる
すると、陶器まつりの数日前にご逝去されていた
まだ30代の若い作家さん
沢山の賞も受賞されていて、将来が期待されていた方だったそうだ

そして今年の陶器まつりにその工房に訪れてみた
お父さんや妹さんの作品の中に
その作家さんの残された作品が並んでいた
神経を集中して掻いた一本一本の線を見ていると
作品の中に生きている…ふとそんな気がした
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